1960-03-22 第34回国会 参議院 予算委員会 第19号
○政府委員(河井彌八君) 今おっしゃいました来年度の予算、まだ通過しておりませんけれども、二千五百万円を予定しております。実はそれだけではまだ足りないと考えます。しかし、これは三十五年度にやるべき仕事でありますが、しかし、若干は次年度に延ばしまして、そうしてそれに力を集中していきますれば大体において支障なく進行するものと考えております。
○政府委員(河井彌八君) 今おっしゃいました来年度の予算、まだ通過しておりませんけれども、二千五百万円を予定しております。実はそれだけではまだ足りないと考えます。しかし、これは三十五年度にやるべき仕事でありますが、しかし、若干は次年度に延ばしまして、そうしてそれに力を集中していきますれば大体において支障なく進行するものと考えております。
○政府委員(河井彌八君) 三宅坂に決定いたしましたのは一万三百七十七坪ということになっております。それから、この第一劇場、第二劇場を建てますことにつきまして、東京都の建築条例の例外の許可を得る必要上、東京都と折衝いたしましたのでありますが、どうしてもまだ千三百坪ばかり足りないということがはっきりいたしました。この点は、ぜひその土地を確保したいということを考えて、今努力中であります。今の土地の問題が決定
○政府委員(河井彌八君) 私からお答えいたします。だたいま文部大臣が説明いたしました通りでございます。まことに、この大事業がおくれますのははなはだ遺憾にたえないと、かように考えておりますが、しかし、何分にも大きな仕事でありまするし、それから適当な場所を得ること、それから相当な予算を得ることというようなことが何としても必要でありますので、今、文部大臣が説明いたしましたように、敷地の決定がだいぶおくれたのであります
○政府委員(河井彌八君) お答えします。これもちょっとわかりませんが、最もやかましいのは、そうですな、二十何件あるでしょう。しかし、われわれにわからない——どれだけ各地にあるのやらそれはちょっとわかりません。
○政府委員(河井彌八君) 特にその点につきまして重きを置いて警告をいたしました。ところが、それにかかわりませず、やはり工事を進行しておりました。だから結局、工事の進行を中止しろ、それからさらに原状に戻せというまでの通告をしたわけなんでございます。 それからもう一つは、長瀞のことは、ただいまお話のありましたような状況でありますが、初め委員会に持ってきましたのは、昨年の十一月に初めて委員会は承知したのであります
○政府委員(河井彌八君) ただいまの御質問に対しましてお答えを申し上げます。文化財保護法というものが制定せられまして、ただいまおあげになりました天然記念物あるいは史跡名勝等の保護はもちろんでありますが、そのほか美術的な品物、それから建造物の古いもの、それからさらにまた、その民俗資料として大切なもの、さらにまた無形文化財と申しまして、芸能なり、あるいは工芸の価値の高いもの、そういうものをすべてこの保護法
○説明員(河井彌八君) 吉江委員の御質問でありますが、実は、ただいま説明も申し上げましたが、報告によるところの一億七千八百万円に対しまして、六千二百六十余万円の要求というものは少ないではないかという点であありますが、これははなはだ遺憾なことでありまするが、どうも何といいますか、文化財に関します予算というものは私、三年前に就任以来、非常に手薄であるということを常に感じておったのであります。これは災害ばかりではありませんが
○説明員(河井彌八君) 今年の第七号台風、それから伊勢湾台風、それがおもなものであります。それによりましても、重要文化財として推定されてありまするものの被害の報告がございますが、それによりますると、まず建造物関係において五十五件、棟数にいたしまして六十三件、損害全部として六千六百九十九万七千円、それから宝物関係といたしまして六件、被害総額が三百六万五千円、それから史跡天然記念物関係あるいは名勝といたしまして
○政府委員(河井彌八君) ただいま文部大臣から御説明申し上げたような事情であります。昨年の十二月二十二日でありましたか、国立劇場設立協議会というのが一応の結論は出しました。そしてそれでよかろうということで、大体その線に決定をいたしました。ところが、ただいま大臣のお話のあります通り、これはどれだけの人たちが寄っての何かわかりませんけれども、つまり、第一劇場の使い方、第二劇場の使い方につきまして、だいぶ
○政府委員(河井彌八君) ただいま文部大臣から御説明申し上げましたところで大体尽きておると思いますのですが、何かなおこまかい点等につきまして御質問がありますれば、お答え申し上げたいと思います。
○河井政府委員 お答えいたします。ただいまお読み上げになりました契約書の内容につきましては、私の方も写しでありまして、直接にとったものではありませんが、同じことであろうと思いますけれども、多少違うかもしれません。しかしその点は私にはわかりませんが、今お読み上げになりました各条にわたっての内容はまず同一であると考えております。 それから次に今御質問の一番大切な点と考えますのは、この契約書を近江鉄道株式会社
○河井政府委員 御質問の通りであります。ただし、特別史跡と指定せられましたのは、今お話の昭和二十五年に制定せられました文化財保護法の規定によりまして、特別史跡として指定せられましたのは、昭和二十七年三月二十九日と心得ております。
○河井政府委員 お答えいたします、昨年の七月一日付の安土城址の摠見寺とそれから近江鉄道株式会社との契約書というものが出ておるようであります。承知しております。内容について申しますか。
○政府委員(河井彌八君) こちらの命令がどうしても聞き入れられない場合におきましては、やはり文化財保護の立場から厳重な処置をとります。そのことを申し上げます。
○政府委員(河井彌八君) ただいまの御指摘の点でありますが、二十年のときと、その後に路線が変更しておる関係であると考えております。しかし、どちらにしましても、ただいま御指摘のような極端な道路が入る、路面が入るということは、これはどうしても許されませんから、厳重な警告を発しまして、そして、それでも聞き入れなければ、やはり適当な処置をとるほかはない、かように申し上げておきます。
○政府委員(河井彌八君) 八木委員の御注意は非常に適切な御意見であると敬承いたします。実は昨年でありましたか、内閣委員会において決議をされたのでありますが、文化財保護委員会におきましてはその御決議を待つまでもなく、あの道路の許可をいたしましてから条件をつけまして、そうして、ことに今御指摘になりましたようなあの舗装の道路、しかもはなはだ不完全というようなものに対しましては、常に修理を怠ることのないようにという
○説明員(河井弥八君) ただいま吉江委員から、管理に関しまして適切なる御注意をいただきました。私はなはだふなれなものでありまするけれども、しかしながら、管理につきましては全部責任を負うて、これを直接に役人が管理するものはもちろんのこと、それから民間の所有者がこれを管理する、あるいは公共団体が管理するという場合におきましても、遺憾のないように努めるということをはっきり申し上げておきます。
○説明員(河井弥八君) まずもって先日委員長みずから数日間京都方面の文化財を御視察になりましたので、ただいま中野委員からの御報告も承わりまして、非常に何と申しますか、激励せらるるところが多いと同時に、また管理上の手落ちと申しますか、はなはだ遺憾な点のあったということも、何とも申しわけないという感じを強く抱いておる次第でございます。 ただいま吉江委員からお話しのありました点でありますが、文化財の保護事業
○説明員(河井彌八君) 第二条の四というのは、「貝づか、古墳、都城跡、城跡、旧宅その他の遺跡でわが国にとって歴史上又は学術上価値の高いもの、庭園、橋りょう、峡谷、海浜、山岳その他の名勝地でわが国にとって芸術上又は観賞上価値の高いもの」、それから、動物、植物、地質鉱物でもって「学術上価値の高いもの」、こういうことで、これは大正八年の法律で史跡、名勝、天然記念物ということで規定された法律に基いた、それを
○説明員(河井彌八君) 八木委員の御意見、ほんとうに全く同感であります。しかし、ただいま申しましたように、文化財としての取扱いは、やはり費用を出しまするためには、それに先だって文化財としての認定ということが必要となっております。でありまするから、そういう取扱いがそれに先だって、まず費用を出すというようなことは、現在の法規の建前から申しましても、さらにまた予算を大蔵省からとりまする上から申しましても、
○説明員(河井彌八君) 八木委員の、軍艦三笠の保存と申しますか、ということについての非常な熱心な御意見、これは全く同感であります。私どもも日露戦争の当時、みずから軍隊には関係しておりませんが、しかし、われわれの友人等が進んで戦争に参加いたしまして日本の国を安全にし、そうして世界の平和に貢献したということは、忘れることのできない大きな功績であったと思います。現にその一人のごときは、三笠に乗って武勲を立
○政府委員(河井彌八君) 非常に先を御案じになりましたいい御意見を拝聴いたしました。ただいま私が申し上げましたのは、現状においてこの程度であるということを申し上げたのでありまして、今日でも文化財保護のために古典に通暁した修養を持っているりっぱな人をほしいということは事実であります。現状におきましてはそういうふうな保護といいますか、そういうふうな学徒の養成にまで何か力を入れるということは、文化財保護委員会
○政府委員(河井彌八君) ただいまの御質問にお答え申し上げます。日本の古典をよく理解のできるような人をどういうふうにして養成していくかというような問題にこれは結局いくと思います。そうなりますると文化財保護委員会といたしましては、直接に関係はない、むしろそれよりは、つまり一般文部行政がどういうふうに取り扱つておるかという問題であるかと考えます。しかし現状について文化財保護委員会がどういうことをしているかと
○政府委員(河井彌八君) もう委員諸君の御質疑はなくなったようでありまするから、私が申し上げますのは少し相済まぬと思いますが、場所につきまして簡単に、私どもが青山を主張いたします理由を申し上げます。 国立劇場のような、後世に残るりっぱな文化施設、しこうして、これがさらに、世界のどこに出しましても、矢嶋委員の今言われました通り、各国には堂々たる国立劇場というようなもののあることを考えまして、やはり最
○政府委員(河井彌八君) 矢嶋委員の御質問にお答え申し上げます。 まず、国立劇場というものの規模を申し上げてみたいのであります。建設計画といたしましては、その施設の大要を申しますと、まず建設費関係で、建設の場所が全体で八千八百五十坪くらいほしい、こういう計画を持っております。その内容を申しますと、これは大劇場が四千三百坪、小劇場が千九百坪、それから共通の施設として六百五十坪であります。その他に、日本
○河井政府委員 ただいまの御質問にお答えいたします。この文化財保護の趣旨と申しますのは、世界的の文化を守るという非常に高尚な考えから出ておるのでありまして、あの戦争の激烈なときに、広島なり、長崎なりに原子爆弾まで落されたようなことがあったにかかわらず、文化財の集まっておりますところの京都また奈良等は、爆撃をも免れまして完全にあったということは、この文化財のいかに大切であるかということが、世界的に尊重
○河井政府委員 それがお話の通り昨年の十一月にきまったわけなんであります。そういうような標準から大体選定が終りまして、候補者がきまりました。それでわれわれの文化財保護委員会といたしましては、専門一審議会というものがありまして、それに諮問いたしまして、慎重に討議し検討いたしました結果、さような状態が出て参った、これは先生の方がよく御承知だと思います。しかしこれはこのままでいつまでも押し通していくということはわれわれは
○河井政府委員 ただいま柳田先生から御指摘がございました能の重要文化財の指定につきましては、お話しの通り能の発祥の土地と申しますれば京都でございます。東京あたりはその末流であるといわなければならぬのであります。しかしこれは文化財の保護の立場から申しますると、正しい能を保存していこう、そうしてその方法といたしまして、結局現在において最もすぐれた人を指定しよう、それからまた技能が高度にすぐれておる、それから
○河井説明員 国立劇場を急速に進行するようにということで、七月十日にこの委員会で御決議をいただいたのであります。すなわちもう設立するのがどうかというような、そんな議論のときじゃない、すぐさま実現しろ、こういう御意見からすみやかに敷地を決定して、そうして適当な予算を来年度までの分をとれ、こういう意味の御決議乞いただいたのであります。それに私どもは非常な力を得まして、その線に沿うて進行するように努力いたして
○河井説明員 お答え申し上げます。われわれの初めの予定は、実は本年も準備の経費をいただいておりますが、すでに三十一年度から五カ年計画でこれを実施しようという案であったのであります。ところがすでに三十一年度は過ぎてしまった。でありますから、この土地さえきまりますれば、現在あります千七百万円をもちまして着々準備の方へ入っていきまして、三十五年度には完成いたしたい、こういうふうに考えておるのであります。
○河井説明員 だんだんのお尋ねでございましてありがたいことでございます。文化財保護委員会といたしましては、すでに国策として国立劇場を作るということになっておるのでありますから、明年度の予算におきまして、総額は建設費といたしまして二十八億となっておりますが、そういう額を掲げまして大蔵省と折衝するという考えは持っておるのでございます。すでにそのことが国策としてきまっておる以上は、私どもといたしましてそれに
○河井説明員 佐藤委員の御質問にお答えを申し上げます。国立劇場の設立の問題は、最近になりまして非常におくれておりますが、どうしてもこれを進めなければならぬという段階に入っておるのでございます。ただ、ただいま御質問にありました敷地の問題、これは何といっても一番先決すべき重要な点でございまして、すでに昨年の四月に、内閣におきまして国立劇場を作らなければならないという閣議を決定いたしまして、そしてそれに基
○政府委員(河井彌八君) ただいま御決議になりましたこれまでのいきさつを考えてみまするというと、はなはだ不行き届きでありまして、遺憾に考えるのでございます。これにつきましては、この前の委員会におきまして、かような官庁間のそご、あるいはまた、委員会と地方教育委員会との関係の問題、これなどをもっと緊密にして行政をやつてゆきたいということを申し述べたのでありますが、ちようどそのことがここに決議の一部として
○政府委員(河井彌八君) ただいま議題となっております件につきまして、私は三月の二十八日に当委員会に出席いたしまして、そのときにすでに委員会におきましては、この史跡東大寿旧境内の現状変更、この問題につきまして、すでにそのとき委員会において決定いたしました六つの条件を申し上げて説明をいたしたのであります。そのときにはまだその外部、すなわち日本肥鉄士開発会社に対しましても、あるいは他の関係官庁に対しましても
○河井政府委員 ただいま舗装関係についてもお話がありましたが、こちらが指示しましたその期限が実施せられるものと了解いたしております。もしそれができなかった場合におきましては さらにもう一段の、今度は法規によって与えられております。手段をとる、そのほかはない、かように考えております。
○河井政府委員 ただいま申し上げましたのですが、道路の舗装等につきましても、できるだけすみやかにというようなことになっております。それからその他の条件につきましては、いつまでにやれというよりは、すべて即時に実行に移せ、こういう意味に考えております。
○河井政府委員 昨年の十二月十三日の本委員会に出頭いたしまして、東大寺の旧境内の現状変更の問題につきましてお尋ねをいただいたのであります。その当時、私はまだ文化財保護委員会の委員長になったばかりでありまして、実際何も承知いたしておりませんでした。従いまして、できるだけ調査を急ぎまするとともに、私自身が奈良に参りましてその現地を視察いたしまして、そうしてかように長きにわたっておりまする難問をできるだけ
○政府委員(河井彌八君) ちょっと聞きもらしまして相済みませんが、ただいまここで許可の条件に基いて実行に移す、許可するということにつきましては、どうも委員長として再考しろとおっしやいましても、それは取り計らいにくいと思います。さらにそのほかのことにつきましては、さっきも八木委員から遠大な御計画、御意見があり、私もまた何に関して多少の意見を持っておるのでありますが、やはり、もっと根本的な考えを実施したいつもりであるということを
○政府委員(河井彌八君) 有力な御意見、ありがたく拝聴いたしました。実はただいまお話しのような国宝的計画、正倉院の周囲に対する、御物等の安全に関する各種の方策を講ずるというようなことは、私は少くともそういうことが必要であるということも考えました。しかしながら、現状におきましては、遺憾ながら、それは何と言いますか、きわめて困難なことでありまするが、何とかして、そういう機運は作りたいということは考えておりましたので
○政府委員(河井彌八君) だんだん文化財保護のことにつきまして、非常な御心配のある御議論を伺いまして、ほんとうにありがとうございます。私は、初めからのいきさつは知りません。ただ書類により、また事務当局の説明を聞きまして、大体了解しておるのでありまするから、皆さん方が急激におただしになりましても、十分な説明はできないかもしれぬと思います。しかしながら、概括的に申しますと、この問題が二十八年の五月……満四年
○河井政府委員 そういう場合はここに現われたこの事件以外にもないとは限らない、かように考えます。そういう場合にどうするかといえば、まず第一に、重要文化財でありますならば、他に売買しようというようなことがあれば、まず文化財保護委員会の同意を得なければならぬ。そして国がこれを買ってくれるかどうか、実は国が買うという特別の法律があるのでありますから、それによって国が買い得るならば大へんけっこうだと思うのであります
○河井政府委員 お答え申します。重要文化財の所有権の移転ということにつきましては、規定上やはりあらかじめ文化財保護委員会の許可が必要であるというのでありますが、このことは二つの場合があると思うのです。すなわち毛利家から森川に移った場合のことと、それから森川が山口に移した場合、この二つの場合があると思います。毛利家から移した場合におきましては、これは承認を得ておるということであります。しかし森川が山口某
○河井政府委員 ただいまお尋ねのありました西行物語の四巻が売り渡しになり、そうしてそれが解体されたと申しますか、そういうような事柄についてのお尋ねであったものと了解いたします。これは私が報告を得ておりまする限りにおきまして御説明申し上げますが、実はそういう事実があったことは、後に文化財委員会において承知したということなんです。まことにこれは遺憾だと思います。だがとにかくありのままに私が報告を得ておりまするところを
○河井説明員 ただいま委員長から文教委員会の御意見として、文化財の保護に関し、特にそのうちの正倉院関係等につきまして非常に強い、周到なる御調査を経ましたよい御意見をお述べ下さいましてありがとうございました。私としましてはまだ就任早々でありますし、引継書だけはいただいておりますが、まだ実施のことも何も知りません。関係するところが非常に広汎だと思います。そうしてこれは官庁関係においてもそうでありますが、
○河井説明員 本月の六日に文化財保護委員会委員に命ぜられまして、その日に委員長に就任いたしました。何も存じません。はなはだ役に立ちませんですが、委員長並びに委員諸君よろしくどうぞお願いいたします。大切な仕事でございますから、どうか十分御意見をお述べ下さいまして、仕事がうまく運んでいきますように御援助をお願いいたしたいと思い、あらかじめそのことを申し上げておきます。(拍手)
○河井彌八君 私は、緑風会を代表いたしまして、日本国とフィリピン共和国との間の賠償協定批准につきましての承認の件に賛成をいたすものでございます。 長い間、交渉に非常に困難をきわめておりました日比の賠償問題が、ここに両代表の非常な努力によりまして、また国内の世論の支持をも得まして、ようやく今回妥結に達しまして、この協定承認の件がここに上程せられましたのでありまして、私はまことに両国のために、また世界
○河井彌八君 私は、このたび参議院議長の職を辞任いたしたいと存じまして願書を差し上げましたところ、本日、院の御許可を得ましたので、まことにありがたく存ずるのでございます。 ただいまは石坂君から、参議院を代表せられまして、私に対しまして過分なお言葉をちょうだいいたしました。まことに恐縮にたえません。感謝にたえないのでございます。 私は、参議院議長を辞任いたしましたのは、自分の都合によって辞任いたしたのではございません